アメリカ空軍は、2013年11月と12月に商業衛星を再利用し、MQ-1プレデターとMQ-9リーパーを、ネバダ州クリーチ空軍基地から遠隔操縦する実験を行いました。いわゆる中古の衛星を利用した無人機の運用となります。
アメリカ空軍は無人機運用に伴う衛星通信回線の使用量が増加しており、中古衛星を使用することにより航空戦闘軍団(Air Combat Command)の回線リース料を約50%削減することを目指しています。
中古衛星は、燃料が不足し軌道が安定せず追跡が困難なため商業利用が制限されていますが、空軍の可動アンテナと新たに開発したソフト、手順を使用することにより克服できるとしています。
無人機の運用にもお金がかかるようです。