スウェーデン空軍が有事の際に道路から戦闘機を離発着させることは有名で、そのためにドラケン、ビゲン、グリペンと戦闘機を開発しています。その隣国のフィンランドもF-18C/Dを高速道路で運用する訓練を実施しています。動画がYouTubeに投稿されています。
訓練は「Warkaus 2011」演習の一環として行われ、支援車両が集まり高速道路を封鎖して離着陸が行われます。東西冷戦が終結したとはいえ、ロシア軍機の脅威に今でも備えているのだそう。
望遠効果のため直線が短かく見えたり、照明が近く見えます。また、道路のフェンスも翼端ギリギリです。支援車両も雪国ならではのウニモグなどが使われていて興味深い映像です。