オーランド国際空港、入国管理でバイオメトリクス・キオスクを採用

オーランド国際空港、入国管理でバイオメトリクス・キオスクを採用

オーランド国際空港と航空業界の団体、SITAはアメリカ入国で、パスポート・コントロールでバイオメトリクス・キオスクを利用した入国管理を開始したと発表しました。アメリカでバイオメトリクス・キオスクを使い、入国手続きを行うのはアメリカではオーランド国際空港のみです。

アメリカ、カナダ、ビザ免除国のパスポートを保有している場合、税関申告書をタッチスクリーンで行い、税関・国境警備局の職員とのインタビューの前にパスポートをスキャンし、指紋押印と写真撮影を済ませ、入国手続きをこれまでに比べ早く済ますことができます。

通常、アメリカ入国は国境警備局の職員がこれらの手続きを指示、1人ずつ手続きを行っていますが、職員の職務が軽減されることで、これまでに比べ迅速な手続きが期待され、入国手続きの時間短縮につながると期待されています。

SITAがパスポートのスキャン、国際民間航空機関(ICAO)準拠の顔画像の取得、10本指の指紋採取などの一連のプロセスを90秒以下で処理する「iBorders」を開発、導入しました。この手続きを行うレーンの最後で、国境警備局の職員がこれまで通り、アメリカ入国を管理します。

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