ANA、B787型シートなど機内の全容公表-乗った気分で想像【動画】

ANA、B787型シートなど機内の全容公表-乗った気分で想像【動画】

全日空(ANA)は2011年8月から9月に世界初導入するB787型の国際線用機内シートを公開した。あと2ヶ月から3ヶ月はお預け状態だが、現行のANAの機材からも想像できるヒントが盛り込まれているので、座った感覚をエコノミークラス、ビジネスクラスとも想像してください。

■ビジネスクラス
長距離国際線のビジネスクラスは、全席通路側、互い違いの配列となる「スタッガードシート」で、座席配列は「1-2-1」と「1-1-1」。周囲を気にすることが少なくなり、フライト中はこれまでよりパーソナルな空間になる。180度になるフルフラットシートを採用。17インチのタッチパネル式液晶ワイドスクリーンを導入したほか、全シートにユニバーサルPC電源、USBポート、iPodジャックを備える。

短距離の国際線ビジネスクラスは、ゆりかごに入ったような感じになる「ANA BUSINESS CRADLE」搭載。ヒートピッチは59インチ。12.1インチモニター、全シートにユニバーサル電源、USBポートがある。

■エコノミークラス
エコノミークラスは、長距離、短距離路線とも後部座席を気にせずリクライニングでき、前席のリクライニングも気にならない「Fixed Back Shell」スタイルのシートを採用。このシートは座部が前にスライドするタイプ。なお、シートピッチは短距離の場合、B767-300ER型と比べ広くなり31インチから32インチ、長距離の場合は34インチでB777-300ER型と同じだ。

タッチパネル式液晶ワイドスクリーンはB777-300ER型の10.6インチ、B767-300ER型の9インチから、おそらく体感としては大きく感じる12.1インチモニターを採用。シートには、ユニバーサル電源、USBポートがもちろん付いている。

座席以外にもすでに発表されている「トイレ」、B787型の特徴のひとつの大きくなった窓も機内で快適にすごせる要素。ANAの動画もたっぷりみて、搭乗した気分を楽しんでみてください。

■ANAのB787ドリームライナー機内
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