エンブラエル、Eジェット初号機のデリバリーから10年

エンブラエル、Eジェット初号機のデリバリーから10年

ブラジルの航空機メーカ、エンブラエルは2014年3月7日、Eジェット(ERJ-170、ERJ-190)プログラムで、デリバリーから10年のマイルストーンを達成しました。初号機は2004年3月8日、LOTポーランド航空に引き渡しされたERJ-170、機体記号(レジ)「SP-LDA」でした。初の商業運航は2004年3月17日、ワルシャワ/ウィーン線で運航されています。

LOTポーランド航空 ERJ-170 「SP-LDA」 Eジェット初号機 旧塗装

エンブラエルは70席から最大130席のカテゴリでジェット機を開発、新たな市場を開拓しました。プログラムは1999年に正式にローンチし、伝統的なリージョナル航空のビジネススタイルを変革したとアピールしています。

現在ではEジェットはリージョナル・エアラインから格安航空会社、旅行会社傘下の航空会社などで運航されています。

2013年9月にはEジェットで1,000機目を引き渡し。この機材はERJ-175LRで、リパブリック・エアラインズの機体記号(レジ)は「N407YX」として運航されています。また、2013年にはEジェットで1000万飛行時間を記録、5億4000万人を輸送しました。

Eジェットは700万フライトサイクルを記録、37サービスセンターで運航をサポート。また、2013年には次期EジェットとなるEジェット E2が発表され、2018年に引き渡しを始める予定で、開発が進められています。

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