関西国際空港の航空保安無線施設、老朽化で4月に廃止へ

関西国際空港の航空保安無線施設、老朽化で4月に廃止へ

大阪航空局は2014年4月、関西国際空港の航空保安無線施設(NDB)を廃止すると告知しています。老朽化に伴う廃止です。なお、RNAV(GPS利用)装置を搭載している航空機は、廃止の影響を受けず、引き続き海上を飛行し、騒音へ配慮した運航が行われます。関西国際空港に離着陸する多くの航空機にはRNAV装置が搭載されています。

RNAV装置を搭載していない一部の航空機が北側から着陸する場合、原則は陸地への影響の少ないB滑走路を利用します。ただし、B滑走路が利用できない一定の条件の場合、大阪府泉大津市夕凪町の泉大津沖埋立処分場上空を飛行することになります。

なお、夕凪町上空の飛行は年に数回程度の頻度で、航空局では航空機騒音の環境基準値を超過しないことを確認していると明らかにしています。

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