ボーイングは2014年4月4日、ケニア航空に引き渡した787-8初号機がナイロビに向かったと発表しました。シアトルのペインフィールドからナイロビまでは14,456キロで、直行で飛行します。ケニア航空はこの機材により、長距離路線の機材を充実させ、主力機として使用します。
ケニア航空は787の受領により、同社の新しい長距離路線のサービスを行うことが出来るとしているのか、新たな市場、新たな路線就航が可能になると歓迎しています。
ケニア航空は2021年までに保有機数を107機とする機材拡張計画を策定し、積極的に新機材を導入しています。現在、同社の長距離路線の機材は767-300ERが6機、777-200ERが4機、777-300ERが1機です。
なお、ケニア航空は787ではエールフランス-KLMグループのメンテナンス企業AFI KLM E&Mとメンテナンス契約を締結。2015年末までに9機の787を導入し、ナイロビ拠点の787のパーツ供給を確保します。