ボーイング、2015年中期にC-17の生産終了 予定より3カ月早める

ボーイング、2015年中期にC-17の生産終了 予定より3カ月早める

ボーイングは2014年4月7日、C-17の生産を予定より3カ月早め、2015年中期に終了し、カリフォルニア州ロングビーチのC-17最終組み立て工場を閉鎖すると発表しました。

ロイター通信の報道によると、2013年9月に生産終了を発表した時点でボーイングは22機のC-17を生産する予定でしたが、受注が増えないため3機減らすことを決めた模様です。ロングビーチ工場の約2,200人、セントルイスとメーコンの各300人、メサの200人弱の労働者が影響を受けます。

C-17は2013年9月の時点で262機が生産され、アメリカ空軍への223機を完納し、オーストラリア、カナダ、インドなど12カ国へ39機を輸出しました。ボーイングは生産終了により、約5,000万ドルの在庫整理費用などの支出を見込んでいます。

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