消防庁、D-NET対応ヘリコプター動態管理システムの運用はじめる

消防庁、D-NET対応ヘリコプター動態管理システムの運用はじめる

総務省消防庁は2014年4月から、「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」の技術を活用した集中管理型消防防災ヘリコプター動態管理システムの運用を開始しています。D-NETは宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中心に研究開発が進められている技術です。

大規模災害時に、安全、効率的な航空機運用を行うため、技術的な課題をクリアすることを目指したシステムで、消防庁は消防防災ヘリコプターで動態管理システムの導入を積極的に進めています。自治体の自主的な導入を含め、2014年3月末時点で消防防災ヘリコプター76機のうち、41機に動態管理システムが搭載されています。

既存の動態管理システムは、消防庁でリアルタイムに活動位置を把握できますが、新システムはD-NET対応動態管理システムと災害の発生エリア、詳細内容を情報共有できるようになります。D-NET搭載の消防防災ヘリコプターは2014年3月末時点で7機です。

期日: 2014/04/01から
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