ウィズ・エア、ベオグラード拠点機材をリガへ移管 空港利用料高騰で

ウィズ・エア、ベオグラード拠点機材をリガへ移管 空港利用料高騰で

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ウィズ・エアは2014年5月6日から、セルビアのベオグラード・ニコラ・テスラ空港を発着する便を運休すると発表しました。すでにノルウェー・オスロ線、ブリュッセル・シャルルロワ線を減便していますが、5月6日には両路線を運休します。理由はベオグラードでの空港利用料が40%増となったことから、同社のネットワークで最も高い空港の1つとなり、格安価格を提供できないとしています。

ウィズ・エアはベオグラードを拠点化したのは2010年で、A320を1機配置し、5路線を開設。2012年には2機目を配置し、12路線を就航し、現在に至っています。ウィズ・エアは2010年のベオグラード就航時の旅客数と比べ、2013年は800%となり、空港全体の旅客数は31%増と比べ大きな増加を示し、ベオグラードの旅客増加に大きく貢献したとアピールしています。

なお、ウィズ・エアはベオグラード拠点の機材をラトビアのリガに移します。

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