アメリカ空軍E-3 AWACS、最大のアップグレード作業進行中

アメリカ空軍E-3 AWACS、最大のアップグレード作業進行中

アメリカ空軍では、E-3 AWACS(空中警戒管制機)登場以来最大の改修作業である40/45Blockアップデートが進行中です。2014年4月10日公式サイトで明らかにしています。

1970年代に搭載されたミッション・コンピューターを、将来のネットワーク中心の運用に対応可能な最新のオープン・ネットワークベース・アーキテクチャのものに完全に入れ替えられます。改修作業はオクラホマ州ティンカー空軍基地(AFB)で実施されています。

40/45Blockアップデートを完了した5機のE-3は、ティンカーAFBの第552航空管制航空団(522ACW)に配備され、初期作戦能力(IOC)獲得のために大きな役割を果たしました。

同時に目標の追跡や戦闘識別能力を強化するミッション・ソフトウェアや、周辺機器も交換されます。

40/45Blockアップデートにより、より多くのセンサーの統合が可能になり、航空データリンク・インフラストラクチャーが改善されます。IOC獲得に引き続き、2014年度第3四半期にはフルレート生産の初号機が完成し、2020年まで続けられます。

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