アズール・ブラジル航空、A330とA350を導入 アメリカ路線展開へ

アズール・ブラジル航空、A330とA350を導入 アメリカ路線展開へ

アズール・ブラジル航空は2014年4月23日、2015年第1四半期にサンパウロ近郊のカンピナス・ヴィラコッポス国際空港を発着するアメリカ路線に就航すると発表しました。ブラジル国内線、リージョナル路線を中心にエンブラエル、ATR機材を展開していますが、新たにA350-900を5機、A330-200を6機、計11機の長距離路線用の機材を導入します。

航空機リース会社のインターナショナル・リース・ファイナンス(ILFC)はA330-200を3機、A350-900を5機リースする契約を結んだと発表しています。ILFCはA330は2014年、A350は2017年に引き渡しします。アズールの発表ではA330-200は2014年上半期中に受領する予定で、A350-900は2017年はじめの導入が計画されています。

この長距離機材は3クラス仕様を計画しています。2014年に受領するA330-200は現在のエンブラエル機材と同レベルの機内エンターテインメントを装備する計画です。

また、ロールス・ロイスはこれらの機材のエンジンがA330はトレント700、A350はトレントXWBを搭載することから、エンジンのメンテナンス「TotalCare」を契約したことも発表しています。

アズール・ブラジル航空はこれにより今後3年間で、エンブラエル、ATRのリージョナル機80機、エアバスの長距離機材11機、計91機を導入する予定です。

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