エアバスは、フランス・トゥールーズ工場でA320neo初号機、製造番号「6101」の最終組立が順調に進捗していると、2014年4月30日に発表しました。エアバスが公開している画像では一見すると、エンジン搭載を残すばかりになっている様です。
最終組立は3月にはじまり、フランスのサン・ナゼール工場から到着した胴体前方、ドイツ・ハンブルグ工場から輸送された胴体後部の結合作業、さらにイギリス・ブロートンから主翼、ドイツ・シュターデから垂直尾翼、スペイン・ヘタフェから水平尾翼、フランスのサン・エロワからエンジンパイロン、ドイツのブレーメンから外側と内側のフラップと、ヨーロッパ各地のエアバス工場から、主要な構造部を運び込み、組み立てています。
また、A320neoプログラムで最も大きな特徴となるエンジンでは、PW1100G-JMエンジンが近く、アメリカ・フロリダ州のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)の施設で準備され、数ヶ月以内にエアバスに納入が始まるとしています。