エアバス、A320neo初号機の最終組立を開始

エアバス、A320neo初号機の最終組立を開始

エアバスは、フランス・トゥールーズ工場でA320neo初号機、製造番号「6101」の最終組み立てを開始したと2014年3月17日に発表しました。フランスのサン・ナゼール工場から到着した胴体前方、ドイツ・ハンブルグ工場から輸送された胴体後部の結合作業が始まり、これが完了すると主翼の結合作業が始まります。

A320neo初号機 MSN 6101

公開されている画像は胴体前方に「First A320neo」、胴体後部にテストレジを貼るあたりに「1st NEO」と記され、A320neoの初号機が確認できます。

A320ファミリーの最終組み立てには平均1カ月かかり、トゥールーズ、ハンブルク、天津のA320最終組立の3ラインから約7時間に1機の割合で機体が完成しています。

A320neoは、新世代エンジンとシャークレットで、燃費を15%改善し、CO2の排出を年間1機あたり3,600トン削減します。2010年の計画ローンチから50の顧客から2,600機以上の受注を集め、マーケットの60%を占有しています。

A320neoは、2014年第4四半期にトゥールーズで初飛行し、2015年第4四半期に初デリバリーされる予定です。

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