ジャムコは2014年5月1日、エアバスとA380向け垂直尾翼用縦通材、ストリンガーの完成部品を供給する契約を締結したと発表しました。
ジャムコはこれまで、A350を除くエアバスの全機種の垂直尾翼用ストリンガーを供給してきました。ただし、A380向けのストリンガーは、納入後にエアバスが追加加工を行っていましたが、今回の契約締結で、A380向けストリンガーの受注範囲を拡大します。これにより、ジャムコは、エアバスが行っていた追加加工を含めた完成部品を供給します。
部品の製造は、炭素繊維複合材料の連続成形技術(ADP)を用いる、宮城県名取市のグループ会社、ジャムコエアロマニュファクチャリングで生産。完成部品の初出荷は、2014年末ごろを予定しています。