JAXAの「飛翔」とENRIの「よつば」、新石垣空港でGAST-D評価実験

JAXAの「飛翔」とENRIの「よつば」、新石垣空港でGAST-D評価実験

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2014年3月19日から3月30日まで、新石垣空港で実施した将来型着陸誘導システム「GAST-D」の評価実験の様子をレポートしています。この実験にはJAXAの実験用航空機「飛翔」、電子航法研究所(ENRI)の「よつば」が参加し、2機で試験が行われました。

新石垣空港の宇宙航空研究開発機構 航空フォト 一覧

新石垣空港の電子航法研究所 航空フォト 一覧

現在多くの空港で使用されている計器着陸システム(ILS)と同じように、GPS衛星と地上からの補強信号を利用し、より高い精度の誘導を可能にするシステムで悪天候で視界が悪い場合でも安全に着陸できるようになるものです。

新石垣空港にはカテゴリーIII GBAS(GAST-D:GBAS Approach Service Type D)研究用装置が設置され、この評価実験が行われていました。特に、衛星航法の信頼性を妨げる電離圏プラズマバブルの影響について評価しました。

この記事に関連するニュース
メニューを開く