2014年3月22日、フロリダ州タラハシーリージョナル空港近くで、USエアウェイズUS4650便のCRJ-200が、無人機とニアミス事故を起こしていました。アメリカ連邦航空局(FAA)の無人機担当官が明かしたもので、CNNなどが5月10日付けで報じています。
US4650便はノースカロライナ州シャーロットを出発して、タラハシー空港へアプローチ中、F-4戦闘機に似た固定翼の小型無人機と急接近しました。パイロットは接触を意識しましたが、着陸後の点検で機体に異常は見られず、寸前で回避されたと見られます。
アメリカでは軍が広く無人機を活用しているほか、警察や消防など公共サービスにも広げられようとしています。また、商用での利用も模索されており、有人機との事故の危険性が高まっています。アメリカ国防総省は軍の無人機の可能性を否定しています。