エアバス・グループ、アメリカ陸軍へ300機目のUH-72Aラコタを納入

エアバス・グループ、アメリカ陸軍へ300機目のUH-72Aラコタを納入

エアバス・グループは2014年5月14日、アメリカ陸軍へ300機目のUH-72Aラコタ・ヘリコプターを「予定どおり、予算どおり」納入したと発表しました。

UH-72AはEC-145(BK117C-2)のアメリカ陸軍仕様機で、2006年に選定されて以来、訓練や国境警備、捜索救難、救急、災害派遣、VIP輸送、訓練場支援など7つの用途に使用されています。また、5機がアメリカ海軍テストパイロット・スクールで使用されています。

UH-72Aはベースライン単価が550万ドルと、アメリカ軍が使用するヘリコプターで最も安価で、これまで20万時間以上飛行し、完全な保守契約により90%以上が稼働しています。

300機目のUH-72Aはセキュリティー&サポート(S&S)大隊仕様の、電子光学赤外線センサーやデジタル・ビデオ・レコーダーなどを搭載したタイプで、ミズーリ州兵に配備されます。

生産はミシシッピ州コロンバスにあるエアバス・ヘリコプターズの工場で行われ、ここの従業員の約半数はアメリカ軍の退役軍人です。

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