アメリカ海軍、沿岸戦闘艦で有人ヘリと無人ヘリを運用実証試験

アメリカ海軍、沿岸戦闘艦で有人ヘリと無人ヘリを運用実証試験

アメリカ海軍は、2014年4月25日から5月16日まで、サンディエゴ沖の沿岸戦闘艦USSフリーダム(LCS-1)艦上で、有人ヘリコプターと無人ヘリコプターの将来運用コンセプト(CONOPS)実証試験を実施しました。

沿岸戦闘艦USSフリーダム(LCS-1)艦上 有人ヘリコプターと無人ヘリコプター

実証試験には第35海上打撃ヘリコプター飛行隊(HSM-35)第1分遣隊が、MH-60RシーホークとMQ-8Bファイアスカウトを運用し、運用コンセプトと手順を評価しました。MH-60Rは対潜水艦戦と対水上艦戦用の機体で、MQ-8Bは精密照準のサポートや情報収集などでMH-60Rを補完する役割があります。

また、実証試験では、フリーダム搭載の2艇のRHIB(複合型ゴムボート)と臨検、捜索、逮捕(VBSS)訓練も実施しました。

アメリカ海軍ではこのコンセプトに基づき、2014年秋にUSSフォートワース(LCS-3)を航海に出す予定です。

メニューを開く