シンガポール航空の子会社で、リージョナル路線を運航するシルクエアは2014年5月15日、新たな機内エンターテインメント(IFE)システム「シルクエア スタジオ(SilkAir Studio)」のサービスを開始しました。「シルクエア スタジオ」は同社の737の全ての機材に導入され、A319、A320には2014年末までに順次、導入されます。
この「シルクエアースタジオ」は既存のIFEを補完するワイヤレスインターネットの提供などを含むサービスで、機内でノートパソコン、携帯端末からヒット曲などストリーミングで音楽を楽しむことができます。iOS、Android端末、ウィンドウズで動作し、特定のアプリのダウンロードなどは必要ありません。
シルクエアーは2013年12月からテスト運用を行い、顧客からのフィードバックをもとに、技術的な改良、効率性を加えてきました。このサービスは2時間以上のフライトが対象で、ビジネスクラス利用者にはタブレットも貸し出されます。