イベリア航空のメンテナンス部門、イベリアエンジニアリングはエアバス・ディフェンス・アンド・スペースからA330の空中給油機への改修を3機、受注したと発表しました。この改修機はサウジアラビア王室空軍向けで、1機あたり1年、合計で3年間を予定しています。
イベリアエンジニアリングはこれまでにも改修の実績があるとしており、客室を解体し構造変更、新たな機器の設置、試験飛行と一連の改修作業を手がけます。
両翼下に給油ポッド、胴体後部にフライ・バイ・ワイヤ式のエアバス・ミリタリ・空中給油ブーム・システム(ARBS)を備え、プローブ・アンド・ドローグとフライング・ブームの2種類の空中給油に対応します。