エティハド航空は2014年5月18日、エティハド・フライト・カレッジを設立すると発表しました。設立にあたり、アラブ首長国連邦のムバダラ・ディベロプメント・カンパニー(ムバダラ開発)傘下で、アルアイン国際空港に拠点を置くホライゾン・インターナショナル・フライト・アカデミーを取得する手続きを進めています。
ホライゾンは2003年からヘリコプター、2007年から固定翼機の訓練プログラムを開始しています。現在は自家用操縦士、事業用操縦士、定期運送用操縦士のライセンスプログラムを提供しています。
エティハド航空では、運航パイロットを確保するためには、「エティハド・フライト・カレッジ」の設立は自然なことだとしています。現在、1,600名のパイロットが所属しており、質の高いスタッフの確保に重点を置いているとしています。
「エティハド・フライト・カレッジ」は、ホライゾンの固定翼機部門を統合し、回転翼機部門は引き続き、成長出来る分野としてビジネスを継続していく計画です。また資産として、セスナ172SP スカイホークを13機、ダイアモンドDA42NGを3機、アルアイン国際空港にフライトシミュレータ2基も含まれます。また、副操縦士の養成にMulti-crew Pilot License(MPL)を取得する訓練を導入する計画です。