証券取引等監視委員会、ジャムコ社員のインサイダー取引で課徴金

証券取引等監視委員会、ジャムコ社員のインサイダー取引で課徴金

証券取引等監視委員会は2014年5月20日付で、ジャムコ社員による内部者取引について課徴金納付命令を勧告しました。当時、ジャムコ社員が、その職務に関し、同社の2013年3月期の経常利益について、2012年5月11日公表と比べ2013年2月8日に発表した新たな予想値の発表前の2月7日に4,200株、計196万8900円で買い付けたインサイダー取引による課徴金です。課徴金は40万円です。

ジャムコは5月21日付で、この元社員によるインサイダー取引について、「このような事態が発生したことは誠に遺憾」とお詫びしています。同社では、自社株売買について売買禁止期間制度、事前申請制度など、独自規制を設けているほか、コンプライアンス研修などにより内部者取引規制の周知しています。

今回の事態発生を受け、引き続き社内体制の再点検を行い、引き続きコンプライアンスに関する教育を徹底するとコメントしています。

メニューを開く