海上保安庁は西之島付近の火山活動について2014年5月22日、羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」で5月21日に実施した観測について発表しました。
北側の火口からは白色の噴煙が大量に噴出し、北側の火口と南側の火口の間に新たな火口があり、青白色の噴煙が連続的に噴出しています。また、地表で溶岩流は確認できませんが、地下を通っていると想定され、その付近で地表面が特に高温になっており、活発な活動が続いています。
現在の形状は東西約1,300メートル、南北は1,050メートル、面積は約0.86平方キロメートルで、東京ドームの約18倍になっています。これは噴火前の西之島の約4倍に成長しています。