IHI、相馬市と富岡市に国内初の航空機エンジン用複合材工場を新設

IHI、相馬市と富岡市に国内初の航空機エンジン用複合材工場を新設

IHIは2014年5月22日、福島県相馬市の相馬事業所とIHIエアロスペースの群馬県富岡市の富岡事業所で、国内で初めてとなる航空機エンジン用複合材部品の専用工場を新設すると発表しました。IHIの複合材部品の専門工場はこれが初めてで、複合材の積層、切断、成形、接着、塗装と一連の工程を1つのラインで行い、複合材部品のリードタイムを大幅に短縮し、量産化します。

相馬事業所の新工場は、エアバスが開発を進めているA320neoに搭載するPW1100G-JMエンジン向けの構造案内翼を製造します。富岡事業所の新工場はPW1100G-JMエンジン向けのファンケースを製造します。

相馬事業所の新工場は2015年上期に建設開始、2016年上期に完成、2016年下期に生産を開始します。富岡事業所の新工場は2013年上期に着工しており、2014年上期に完成、2014年下期に生産を開始します。

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