ソラシドエア(正式社名:スカイネットアジア航空)は2014年5月29日(木)、2014(平成26)年3月期の決算を発表しました。営業収入は前年度比13.9%増の349億3700万円、営業利益は19.3%減の15億6800万円、経常利益26.7%減の13億5000万円、純利益93.5%減の7100万円でした。
営業収入の増加は、羽田発着の熊本、鹿児島、大分線の増便、神戸/那覇線の新設により、旅客数が前年から21万824人増え、155万6697人となったことによるものです。ただし、事業費は事業拡大と円安要因による航空機燃料費などにより増加しました。また、機材の早期返却による特別損失11億7500万円を計上したことで、純利益は前年から93.5%減となりました。なお、リース解約料は9億9800万円です。ただし、純利益7100万円を計上しており7期連続で黒字となりました。
ソラシドエアは計画通りに新型機材737-800を3機導入、下期の台風、降雪の大量欠航の影響から、209便と前年度比0.5%増の欠航しました。ただし、機材更新による運航品質が向上し、就航率は前年度98.9%から99.1%に上昇しました。
なお、2015年3月期は737-800への切り替えが全て完了し、全路線で安定した運航、快適な機内環境の提供に加え、燃費効率の向上による輸送コストの削減が可能になるとしています。
営業収入は前年度から8億6300万円増加の35,8億円、営業利益は16億円、純利益は1億円を予想しています。