MTU、A320neo向けエンジンの高速低圧タービンの耐久試験に成功

MTU、A320neo向けエンジンの高速低圧タービンの耐久試験に成功

ドイツのMTUエアロ・エンジンズ社は2014年5月28日、エアバスA320neoに搭載される、プラット・アンド・ホイットニー製PW1100G-JM用の高速低圧タービンの耐久試験を終えたと発表しました。

試験は約2カ月間かかり、運転時間は約20時間を記録。過回転状態での運転も経験しました。同社によれば、テスト結果は良好で、試験日程も予定より早く終わったとのことです。

A320neoは、現在使用されているA320を改良し、より効率的な飛行ができるようにした機体です。現時点で2016年の運用開始を目指し、エアバス社によって開発が進められています。改良の最大の肝はエンジンの換装にあり、PW1100G-JMは、そのA320neoに搭載されることになっているエンジンの一つです。

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