防衛省は2014年6月12日(木)から6月24日(火)まで、岩国飛行場から三沢基地へ訓練移転の実施について発表しました。アメリカ軍再編に関連した共同訓練の移転で、岩国飛行場の周辺地域への影響を軽減する目的です。移転訓練はこれで34回目となります。期間中は、土、日の訓練は実施しません。
訓練の参加部隊は岩国基地を拠点にする第12海兵航空群のFA-18の10機程度と、人員約180名が移転します。人員、物資輸送のため輸送機も飛行します。
航空自衛隊からは三沢基地の第3航空団と北部航空警戒管制団、千歳基地の第2航空団が参加し、F-2が2機程度、F-15が4機程度、参加します。
使用基地は三沢基地で、三沢東方空域、秋田西方空域、三沢対地射爆撃場を使用した訓練で、演練項目は戦闘機の戦闘訓練、空対地射爆撃訓練などを実施します。