グローバル・ホーク、ジェイムズ・ロシュ博士持続優秀賞を2年連続で受賞

グローバル・ホーク、ジェイムズ・ロシュ博士持続優秀賞を2年連続で受賞

ノースロップ・グラマンは2014年6月9日、同社が製造している無人偵察機RQ-4グローバルホークが、アメリカ空軍からジェイムズ・G・ロシュ博士持続優秀賞(Dr. James G. Roche Sustainment Excellence Award)を受賞したと発表しました。

この賞は、第20代アメリカ空軍長官を務めたジェームズ・G・ロシュ氏にちなんでアメリカ空軍によって創設されたもので、グローバル・ホークは2013年に続き2年連続での受賞となりました。

グローバル・ホークはターボファン・エンジンを搭載した無人偵察機で、合成開口レーダーや電子光学センサー、赤外線センサーなどの機器を駆使し、地表を広範囲かつ、詳細に偵察することが可能です。こうした能力の高さに加えて、メンテナンスや補給にあまり時間がかからないことが受賞の理由になりました。

グローバル・ホークはこれまで、アフガニスタンやイラクの偵察や、福島第一原子力発電所事故の被害状況の把握などで活躍、2014年5月末には三沢基地に配備され、航空自衛隊にも導入が検討されています。

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