エアバス、ベルーガ用の新しい格納庫を開設

エアバス、ベルーガ用の新しい格納庫を開設

エアバスは2014年6月17日、大型輸送機エアバスA300-600STベルーガ用の新しい荷役用格納庫を開設したと発表しました。

ベルーガ向け新ハンガー

この新しい格納庫はA350 XWBの部品を運ぶために造られたものです。ベルーガは、機首を口のように開けることで貨物の積み降ろしを行いますが、30ノットを超える風速の時は作業ができないことになっています。

この新しい格納庫は、ベルーガの正面からエンジン部分までをすっぽりと覆う構造をしており、そうした天候から受ける影響が少なくなります。

まず、2014年の初めにドイツのハンブルクに造られ、ハンブルクにはさらに1カ所と、フランスのトゥールーズ、ドイツのブレーメン、フランスのサンナゼール、イギリスのブロートン(ハワーデン空港)、スペインのヘタフェなどでも開設される予定です。

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