DHLは2014年6月23日、エアバスとA319、A320、A321の部品、コンポーネントをアメリカに輸送する契約を締結したと発表しました。
ドイツにあるA320ファミリーの最終組立工場のあるハンブルク・フィンケンヴェルダー空港とアメリカ・アラバマ州のモービルダウンタウン空港を結ぶ輸送契約です。エアバスはモービルにA320最終組立工場を建設中で、この新工場でA319、A320、A321を組立し、その必要な部品の輸送を行います。
エアバスとDHLの輸送契約は、A320の組み立てにあたって、ドイツとアメリカのおよそ5,000マイルのパーツ輸送を陸、海、空から総合的にサポートするものです。
一般貨物、胴体後部、胴体前部、主翼、垂直尾翼、水平尾翼などの主要な航空機の部品は空と海から輸送します。また、主要なコンポーネント類は、コンテナ定期船サービスを活用し、ドイツから出荷し、モービル到着後はトラックで陸送します。