エアバスは2014年7月1日、フランスのトゥールーズ工場で最終組立と塗装を行っていたA320neoの初号機、機体記号(レジ)「F-WNEO」をロールアウトしました。
プラット&ホイットニー製のPW1100G-JMエンジンを搭載しており、初飛行を行う前に、地上試験を開始します。飛行試験の開始は2014年9月で、初号機のデリバリーは計画通り2015年第4四半期となる予定です。
「NEO」は新エンジンオプション(New Engine Option)の略で、新世代エンジンのPW1100G-JMエンジンと主翼先端のシャークレットを標準装備し、燃費を15%改善し、CO2の排出を年間1機あたり3,600トン削減します。2010年の販売開始から50社以上から、2,700機超の発注を獲得しています。
※画像提供:エアバス