イラク上空を武装したアメリカの有人機と無人機が飛行

イラク上空を武装したアメリカの有人機と無人機が飛行

アメリカ国防総省の報道官、ジョン・カービー海軍少将は、2014年6月27日、イラクに派遣した軍事顧問団を守るため、有人・無人の武装した航空機をイラク上空で飛ばしていると明らかにしました。

アメリカ政府は、バクダッド周辺に6チーム90名、バクダッドの統合作戦センターに90名、そしてイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」の攻勢に対応して約500名のアメリカ軍人を軍事顧問として派遣しています。これらを保護するための武装した航空機の飛行で、イラク政府の了解を得ているとしています。

具体的な機種や部隊は不明ですが、航空機はバクダッドとその周辺を1日に30から40ものミッションを飛行し、得られた情報はイラク軍とアメリカ軍で共有されています。アメリカのオバマ大統領は、イラクを支援するため2015年度予算案に5億ドルを追加することを決定しました。

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