イギリスのアブトレード(Avtrade)は2014年7月9日、S7エンジニアリングとのジョイント・べンチャーを、ロシアのモスクワに立ち上げました。
これはS7航空(シベリア航空)をはじめとする、ロシアでエアバスA320を運用する企業を支援するため、シェレメーチエヴォ国際空港にA320のプール施設を配置するというものです。この施設は航空機の緊急部品供給(AOG:aircraft on the ground)を行うことをメインとする、キットのストック基地となります。
アブトレードのモスクワ支社では、S7エンジニアリングと共に、AOGの販売やローン、交換といった業務を行うこととなりますが、主にS7航空、メンテナンスサービスのアブトレードPBHを契約するロシアの顧客に使用されるだろうとしています。