富士重工業、ファンボロー・エアショーで787中央翼模型などを展示

富士重工業、ファンボロー・エアショーで787中央翼模型などを展示

富士重工業は2014年7月14日から7月20日、イギリスで開催されるファンボロー・エアショーに出展します。日本航空宇宙工業会の一員としての参加です。

出展は787中央翼1/10モデルのシースルー模型、JAXA D-SEND#2プロジェクトの飛行実験機模型、炭素繊維複合材(CFRP)専用ドリルに加え、自動車メーカーの富士重工業が、量産、作業効率向上ノウハウを航空機製造に活かし、技術力や特長を説明する展示を行います。

787中央翼は炭素繊維複合材とチタン合金が主体の構造で、主翼と胴体を結合するという機体構造の心臓部ですが、外観からは見ることの出来ないことから、中央翼の位置、構造を見ることができるシースルーモデルで展示するものです。

また、7月下旬にも実施される低ソニックブーム化技術で設計した超音速試験機の飛行実験で使用される機体の模型を展示し、地上設備の設計、製作を担当した同社の技術力をアピールします。

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