ボーイングは2014年7月14日、737 MAX 8に200席仕様をラインナップに追加すると発表した。ファンボロー・エアショーで発表されました。これにより、既存の737-800の189席より11席多い座席を装備することができ、収益拡大につながるとしています。
ボーイングはこの200席仕様の737 MAXについても、進捗しているエンジン、機体の開発テストを通じて、現行の737 Next-Generationと比べ燃料効率は20%向上することを実現できるとしています。
737 MAX 8の200席仕様の追加により、ヨーロッパの格安航空会社(LCC)のライアンエアからの発注が期待できそうです。ライアンエアは737-800を2013年6月に175機を発注していますが、これとは別にボーイングに対して737 MAXで200席仕様を検討する様に求めていました。
エアバスもA320neoは最大189席、A321neoは240席とし、A320の最大座席数180席仕様から増席することを発表しています。ボーイングではこの737 MAX 8の200席仕様で市場での競争力を高く保つことができるとしています。