エアバスは2014年7月17日、ファンボロー・エアショーで496機、753億ドル相当の契約を獲得したと発表しました。ファンボロー・エアショーで過去最高の受注となりました。契約意向(MOU)は138機、369億ドル相当で、確定分は358機で384億ドル相当です。
エアバスは今回のファンボロー・エアショーでA330neoの開発を正式に発表しました。このA330neoの発注は121機、総額332億ドル相当と、エアショー期間中の契約額の44％を占めます。航空会社ではエアアジアXが50機を発注したほか、トランスアエロが12機、リース会社はエア・リース・コーポ、アヴァロン、CITが発注しています。
A320ファミリーでは363機、390億ドルの契約を獲得しました。A320neoの3,000機目をSMBCアビエーション・キャピタルの発注で記録し、A320neoとA321neoで317機の発注を獲得しています。
■エアバスのファンボロー・エアショー獲得機数
＜ワイドボディ＞
A350-900：4機 (モーリシャス航空4機)
A330-900neo：121機 (エアアジアX50機、トランスアエロ航空12機、アヴァロン15機、エア・リース・コーポ25機、CIT15機、アジアの航空会社(社名非公表)5機)
A330：8機 (トランスアエロ航空8機)
＜ナローボディ＞
A320neo：207機 (HKAC40機、BOC7機、AerCap50機、SMBC110機)
A321neo：115機 (HKAC30機、エア・リース・コーポ60機、CIT5機、IAG(ブリティッシュ・エア)20機)
A320ceo：41機 (BOC36機、SMBC5機)
