ロッキード・マーティン、GMLRS代替弾頭の運用飛行試験を完了

ロッキード・マーティン、GMLRS代替弾頭の運用飛行試験を完了

ロッキード・マーティンは2014年7月28日、ホワイト・サンズ・ミサイル試験場で行われた、誘導多連装ロケットシステム(GMLRS)代替弾頭のすべての開発試験/運用試験(DT/OT)飛行試験が完了したと発表しました。

弾頭の発射はHIMARS(High Mobility Artillery Rocket System)から行われました。今回は初めて目標を目掛けて飛べるかが試験され、また兵士が実際に火器管制装置を操作するのも初めてのことでしたが、成功裏に完了したとのことです。今後、今年秋ごろに初期運用試験と評価演習が行われる予定です。

GMLRS代替弾頭は、従来のGMLRS子弾弾頭、いわゆるクラスター弾を搭載した弾頭に代わるものとして開発が進められているもので、クラスター弾特有の不発弾を発生させることなく、同じだけの面制圧効果を与えることを目指しています。

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