エアバス・ヘリコプターズは2014年7月28日、モスクワ保健局(Moscow Health Department)から、2機のEC145ヘリコプターを受注したと発表しました。契約は一般入札によって行われ、2015年に引き渡される予定です。
この2機は、同局の救急医療科学・実践センター(Scientific and Practical Centre of Emergency Medicine)に導入され、ドクターヘリとして使用されます。機内には酸素タンクや蘇生装置、自動体外式除細動器(AED)などが装備され、患者の蘇生や、新生児の集中治療などが可能となっています。
EC145は旧ユーロコプターと川崎重工業によって共同開発されたBK117ヘリコプターで、チュルボメカ社製のアリエル1E2を2基装備し、最大で9人の乗客を乗せることができます。