スカイマークの2011年4月1日から6月30日までの第1四半期は売上高が161億2500万円で前年同期から53.9%増だった。営業利益は79.4%増の20億700万円、四半期純利益は15.8%増の8億2400万円。
4月から6月にはスカイマークではボーイングスカイインテリア(BSI)搭載のB737-800型を1機導入して19機で運航。売上高の増加は新路線の開設で提供座席が前年同期と比べ64.5%増となり、これにあわせて旅客数も43.5%増えたことが主な要因。
便数増にあわせて、航空機燃料が増えたほか、燃料価格が上昇しており、燃料関連費が前年同期と比べ60.2%増と大幅に伸びた。また、空港使用料、航空機材費、整備費なども便数の増加に比例して増加、事業費は前年から52.0%増の133億5300万円になった。販売費、一般管理費も販売量の増加、カード会社、コンビニエンスストアへの支払手数料の増加、採用増による人件費の増加で、前年同期と比べ32.8%増の7億6400万円だ。