NASAのOCO-2に搭載されたノースロップ・グラマンの冷凍機、快調

NASAのOCO-2に搭載されたノースロップ・グラマンの冷凍機、快調

ノースロップ・グラマンは2014年8月20日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星OCO-2(Orbiting Carbon Observatory-2)に搭載された自社の冷凍機が問題なく動作していると発表しました。

この冷凍機は、衛星に搭載されている赤外線センサーを、観測時に冷やすためのもので、OCO-2搭載のものは、華氏マイナス244度、摂氏約マイナス153度にまで冷やされます。

宇宙空間で振動などを起こさず、かつ故障せずに動く冷凍機の開発は、宇宙用機器の中でも非常に難しい技術とされます。同社製の冷凍機は、OCO-2を含めて、これまでに計17機の衛星に搭載されて打ち上げられており、そのすべてが問題なく動作を続けています。

OCO-2は大気中の二酸化炭素を調べることを目的とした衛星で、2014年7月2日に打ち上げられました。

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