成田国際空港会社は2014年3月14日(金)、成田国際空港アクセス交通実態調査を実施し、その結果を発表しました。これによると、調査当日の全入港者数は93,073人で、前回調査の2012年3月と比較して15%増となっています。利用者の割合は出発が51%、空港内従業員が31%、その他の商用、送迎、見学などは17%でした。
利用者の増加は当日に旅客数が21%増加しており、国際線、国内線の増加が寄与しているためとしています。商用、送迎、見学などの利用者に大きな変動はありませんでした。
この全入港者のアクセス交通の構成比は、自動車類が62%で前回61%、鉄道類が34%で前回34%と、大きな変動はありませんでした。また、鉄道の内訳は京成本線が最も多い利用者で13%、NEXが5%、スカイライナーが6%と大きな変動はありません。
自動車類は、空港外駐車場の利用を含む自家用車が最も多く28%、空港直行バスが12%、貨物車が9%、貸切バスが6%となっています。前回との比較では、空港直行バスが9%から12%となり3%増加しています。格安航空会社(LCC)の就航に伴う、バスの増便も影響しているものと見られます。バス利用の旅客は航空機利用者で、さらに外国人出発旅客となっています。
なお、詳しい調査結果は成田空港のホームページを参照ください。