自衛隊は2014年9月3日(水)から9月6日(土)にかけ、離島統合防災訓練を実施します。これは、沖縄県による平成26年度沖縄県総合防災訓練に参加するもので、離島での突発的な大規模災害への対処の演練、揚陸適地調査の実施、統合運用による自衛隊の災害対処の実効性の向上を目的としています。
訓練は沖縄県と周辺海・空域で実施します。このうち揚陸適地調査は9月3日と4日に渡名喜島、粟国島で計測を行います。調査には航空機1機、人員およそ5名で実施します。
また、総合防災訓練への参加は9月5日と6日で、震度6弱の地震を想定し、宮古島、多良間島、伊良部島で行われます。航空自衛隊から航空総隊、航空支援集団、自衛隊那覇病院の人員約40名、航空機4機、陸上自衛隊西部方面隊の人員約260名、車両等35両、航空機3機、海上自衛隊から自衛艦隊、佐世保地方隊など人員約170名、艦艇1隻、航空機2機が参加します。
訓練では航空偵察、地上偵察、航空輸送、海上輸送、洋上救難、医療支援などを実施する予定です。