中国商用飛機有限公司(COMAC)は2014年8月29日、開発中のC919の胴体中央部、中央翼、エルロンについてAVIC西安航空機工業で耐空検査を完了し、出荷準備が整ったと発表しました。C919の組立は2014年後半にスタートする予定です。
この胴体中央部は長さ5.99メートル、幅3.96メートルで中央翼、非常口などが備えられ、機体全体の構造の中心となる重要な部分で、アルミニウム・リチウム合金から作られています。
なお、上海の最終組立ラインには8月24日にC919の胴体前部が南京から陸送で運び込まれています。