カンタスリンク、タムワースの重整備工場を拡張 新格納庫も整備

カンタスリンク、タムワースの重整備工場を拡張 新格納庫も整備

カンタスリンクは2014年9月4日、ニューサウスウェールズ州のタムワース空港で重整備工場の能力拡大と規模拡張を行うと発表しました。これに伴い、新たな雇用を生み出すとしています。

新しい格納庫の整備、既存の格納庫とアップグレードにより、タムワース拠点で新たに25名の整備士を雇用します。

カンタスリンクはこの数年、大幅に保有機数を増やし、需要へ対応していることから、同時に航空機メンテナンス機能を拡張する必要があるとしています。タムワースで新たな格納庫を整備したことにより、メンテナンスのスケジュールを滞りなく進めることができ、生産性の向上、運用コストの削減に役立つとしています。

この整備にあたってはニューサウスウェールズ州政府、地元タムワースの自治体からの支援と投資を受けており、カンタスリンクではそれに感謝を示しています。

なお、カンタスリンクはタムワースの整備拠点ではボンバルディアのQ400(DHC-8-400)、Q300(DHC-8-300)、Q200(DHC-8-200)の全機について重整備を手がけています。また、カンタスリンクの機材数はQ400が31機、Q300が16機、Q200が3機、717が18機、計68機を保有しています。

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