成田空港、横堀地区エプロンを供用へ 大型ビジネスジェットも利用可能

成田空港、横堀地区エプロンを供用へ 大型ビジネスジェットも利用可能

国土交通省航空局は2014年9月9日、羽田空港と成田空港でのビジネスジェット受入れについて利便性向上につなげる取り組みを発表しました。このうち、成田空港では横堀地区エプロンの供用開始、新たなビジネスジェットのスポットとターミナル地区を結ぶアクセス道路を9月18日から供用します。

成田空港では2014年度中の年間発着枠30万回の実現に向け、横堀地区エプロンを整備、増設工事が完了し、国土交通大臣の合格通知を受領しました。完成したエプロンは面積が約12,000平方メートルの2スポット、大型機の利用時は1スポットとなります。このスポットは、主に定期便が使用しますが、使用していない時間にはビジネスジェット乗降に使用ができます。このスポットを利用すると、ビジネスジェット専用ターミナルには約5分程度となります。

また、ビジネスジェット向けの駐機スポットとビジネスジェット専用ターミナルを結ぶ新たなアクセスルートを整備し、移動時間を現在の16分程度から8分程度に短縮します。

なお、成田空港でのA320、737クラスの大型ビジネスジェットの発着回数は2011年に51回、2012年に95回、2013年に125回と増加する傾向にあります。

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