QF-16、初めて撃墜される

QF-16、初めて撃墜される

アメリカ空軍の新しい無人標的機QF-16が、2014年9月5日、メキシコ湾上空で初撃墜されました。フロリダ州エグリン空軍基地(AFB)の試験・訓練部と、同州ティンダルAFBの第82空中標的飛行隊が、共同で試験を行いました。

現在、航空機や兵器を実用化するため、テストパイロットの標的としてQF-4ファントムが使用されています。QF-16はその後継機で、第4世代戦闘機を標的に使用することにより、優れた空対空兵器を開発することができます。アメリカ空軍の航空優勢と地球規模での作戦能力を維持するために、最大の効率化を目指して開発されています。

QF-16は自動操縦でティンダルAFBを離陸し、メキシコ湾のテスト・レンジで空対空ミサイルの標的になりました。この最終運用試験の完了により、QF-16の開発フェーズは終わりに近づいた模様です。

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