ロシアのSu-24がスウェーデンを領空侵犯 グリペンが対応

ロシアのSu-24がスウェーデンを領空侵犯 グリペンが対応

2014年9月17日正午、スウェーデン南部の海上をロシア空軍のスホーイSu-24フェンサー戦闘爆撃機2機が領空侵犯しました。スウェーデンのExpressenが報じています。

Su-24はポーランドの海岸線に沿って飛来し、ボーンホルム島東で北へ転針しエーランド島へ向かって低空飛行しました。スウェーデン空軍のグリペン戦闘機がインターセプトしたときには、ボーダーラインから数キロほどスウェーデン側を飛行して東方へ飛び去りました。

Expressenではこの領空侵犯を偶発的なものではなく、スウェーデンの防空態勢を調べるための計画的なものと見ています。ロシア空軍は2013年夏からスウェーデンへの飛行を活発化させており、スウェーデン空軍はこれに備え、2014年8月末からゴットランド島へグリペンを展開させています。
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