エアバス・グループとアエリオン・コーポレーションは2014年9月23日、将来の高機動飛行に関する技術で提携すると発表しました。両社は今後、設計、製造、認定に関する知識、および能力の意見交換を行います。この提携により、アエリオンは超音速ビジネスジェット「Aerion AS2」の開発、商業化が前進するとしています。
契約はエアバス・ディフェンス・アンド・スペースが、アエリオンの拡大する開発組織にスタッフを割り当てるなど、技術、認定サポートを提供するものです。アエリオン、エアバスDSの専門家は、ネバダ州リノに新設されるアエリオン社のエンジニアリング事務所で共同で事業を進めます。
アエリオンはこの提携により、2021年に世界初の超音速ビジネスジェット就航に向け、確実に事業を軌道に乗せることができるとしています。また、長期的に、アエリオンは、高性能航空機の技術展開で、広範的なリサーチ、独自設計ツール、特許取得済みの空動力学的な設計など、独自技術や支援をエアバスに提供します。
