マレーシア空軍向けA400M初号機、胴体組立作業がほぼ完了【画像】

マレーシア空軍向けA400M初号機、胴体組立作業がほぼ完了【画像】

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは2014年9月23日、スペイン・セルビアの最終組立工場で作業中のマレーシア空軍向け、A400M初号機の様子を公開しました。主翼、尾翼、コクピット、胴体、ランンディング・ギアとほぼ主要部の接合作業が完了しています。

A400M マレーシア空軍

この機体はMSN22で、マレーシア空軍が発注した4機の初号機です。引き渡しは2015年第1四半期が予定されており、2015年末までにさらに2機、2016年に1機が納入される予定です。

A400Mは最高時速885キロとジェット輸送機に匹敵するスピードで飛行でき、短距離滑走路や未舗装滑走路での離着陸、空中給油も可能です。すでにマレーシア空軍のパイロットはエアバス・ディフェンス・アンド・スペースの訓練センターで訓練を受けており、整備士たちも近く訓練を開始する予定です。

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